学長からのメッセージ

 本学の母体である柴田学園は今年、創立96周年を迎えました。1923年(大正12年)、創立者の柴田やす先生が「弘前和洋裁縫女学校」を創立したのが始まりです。当時、柴田先生が開校を決意されたのは、時代を先取りした女性の自立と地域社会への貢献にありました。
 その建学の精神である「教育即生活」は、生活を離れた教育はなく、教育を抜きにした生活は考えられないという、生活を中心とした思想の展開です。そこには「教育を生活の中に活かせ」「高い教養と正しい躾を身につけよ」「常に希望をいだき時代と共に歩め」という3つの教育理念が込められています。このような理念は、いつの時代も普遍的であり、創立からほぼ1世紀におよぶ本学の歴史を貫いています。

 これからの時代は予測困難だと言われていますが、グローバル化と情報化の進展に伴い、IoT(モノのインターネット)やロボット開発、ビッグデータ解析、AI(人工知能)技術の発展が期待されています。その一方で、国内では急速な人口減少が見込まれ、少子高齢化はますます深刻化することが予測されています。このようにテクノロジー分野では日々進化を遂げるとともに、人々を取り巻く生活環境は、非常に厳しい現実が待ち受けていることになります。この少子高齢化の時代にこそ、人材育成の強化は急務であるとともに、個人の主体的なキャリア形成も求められています。

 大学はこのような厳しい社会で生き抜く知恵と力を養う学びの場です。本学は、時代が変わっても建学の精神を根幹に守りつつ、時代の変化に即応した人材を養成する短期大学です。昭和25年の開学以来、一貫して学生一人ひとりをかけがえのない存在として育て、16,783名の卒業生を社会に送り出してきました。2020年からは、時代のニーズに応えるべく、「ビジネス課程」が生活科に新設されます。情報通信技術にかかる6つの資格取得が可能です。本学での学びを通して、多様な専門性を深め、新しい友人の輪を広げ、共に切磋琢磨してみませんか。

 あなた自身の可能性を開花させ、どこまで成長できるのか、失敗を恐れず、一緒にチャレンジしましょう!
 2年後になりたい自分になっていることを期待して!

東北女子短期大学 学長 島内 智秋

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